| 研究課題/領域番号 |
15K04237
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| 研究機関 | 九州大学 |
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研究代表者 |
藤岡 健太郎 九州大学, 大学文書館, 准教授 (00423575)
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| 研究分担者 |
新谷 恭明 西南女学院大学, 保健福祉学部, 教授 (10154402)
折田 悦郎 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (10177305)
永島 広紀 九州大学, 韓国研究センター, 教授 (50315181)
陳 昊 九州大学, 人間環境学研究院, 学術協力研究員 (50404108)
井上 美香子 福岡女学院大学, 人文学部, 講師 (30567326)
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| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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| キーワード | 農学部 / 帝国大学 / 演習林 |
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| 研究実績の概要 |
平成29年度は主として、遅れていた各種データの収集・整理とそれに基づくデータベース作成に注力した。平成29年度中に作成したものとしては、各大学農学部に関わる財政データベース、農学部教官の著書目録、農学部教官の履歴に関するデータベース等がある。また、平成28年度までに作成していた各種データベースに関して、データが不足していたものについては改めてデータを収集し、不足分を補完する作業も行った。これらのデータベースの中には依然としてデータが抜けている部分もあるため、今後もひきつづきデータの収集・整理を行い、完成を期すこととする。
史料収集に関しては【現在までの進捗状況】に示すような理由で、十分に進めることができなかったが、北海道大学大学文書館における史料調査では、北海道帝国大学農学部附属演習林および同農場に関する史料とデータの収集を行い、大きな成果を得た。この史料群はたいへん膨大なもので、一部の史料の閲覧にとどまったため、平成30年度もひきつづき調査を行う予定である。
以上の平成29年度の作業と、平成28年度までの作業の成果として、平成29年度中に2つのワークショップ（International Symposium on Agricultural, Food, Environmental and Life Sciences in Asia、および「旧外地演習林研究の地平」）で、各大学の演習林について比較検討した研究発表を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
各大学での農学部関係史料の保存状況の事前把握が十分でなく、予期していたほど史料が残されていない可能性が高いことが判明したことで、史料収集が進まなかったことが理由としては大きい。また、代表者・分担者の中には職場の異動があった者もいたため、本研究課題に十分注力できない状況であったことも理由として挙げられる。
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| 今後の研究の推進方策 |
遅れている史料やデータの収集・整理とデータベースの作成を可及的速やかに進める。代表者と分担者の連携体制を再確認し、各人の研究進捗状況の把握に努め、代表者から分担者へのサポートを徹底することに努める。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
収集対象史料が各大学にあまり残っておらず、収集のための旅費を使うことができなかったこと、海外調査を予定していたが代表者・分担者の日程の折り合いがつかず、実施できなかったこと等が主な理由である。
次年度は史料調査について練り直し、見落としがないよう収集を進める費用として旅費等を使用する。また、日程調整を行い、できるだけ海外調査も早急に実施するようにする。
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