研究課題
基盤研究(C)
本研究は1905(明治38)年から1945(昭和20)年まで日本の統治下に置かれた樺太(現在はロシア連邦領サハリン州南半)における官民の文化活動、とりわけ教育活動に焦点を当てて、その具体相を明らかにすることを目的とした。3年間の研究期間では、当地の文化活動の中心を担った中等教育に関する学術論文3本の執筆と、稚内市教育委員会主催の市民講座の講師を3度担当したほか、社会教育及び先住民教育に関する資料を幅広く収集した。
日本教育史