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2015 年度 実施状況報告書

LTDおよび反転授業に着目したクリティカル・リーディング力育成プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K04269
研究機関関西国際大学

研究代表者

上村 和美  関西国際大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20283830)

研究分担者 横川 博一  神戸大学, 学内共同利用施設等, 教授 (50340427)
堀井 祐介  金沢大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30304041)
成田 信子  國學院大學, 公私立大学の部局等, 教授 (50434965)
米田 薫  大阪国際大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (70382463)
西川 真理子  流通科学大学, 経済学部, 教授 (10252727)
井上 加寿子  関西国際大学, 公私立大学の部局等, 講師 (80595637)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード初年次教育 / 読解力
研究実績の概要

本研究の前身となった「大学初年次でのクリティカル・リーディング力育成カリキュラムと教材開発に関する研究」(平成22~26年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(1))課題番号:22530840研究代表者:上村和美)では研究成果の1つとして、「読解力診断テスト」を作成し、実施した。本研究のスタートは、この「読解力診断テスト」の結果を精査することから始めた。
読書傾向に関するアンケート部分のQ1では、「あなたは,ふだん本を読みますか」については、[まったくない:23%,あまりない:35%]を合わせると58%となり、一般的にいわれている“活字離れ”の実態が証明されていた。特に本学の結果としては、「本を読むことが楽しい・おもしろいと思いますか」で[ときどき・ややある:61%,よくある:11%]で72%となり,全体の傾向よりも低くなる。つまり、本は読んでいるものの、楽しさや面白さは見つけることはできない“受動的な読書”であった。主体的な読書というより,授業などにおける課題のための読書ということができるだろう。これを裏付けるのが,Q6「小説を読む頻度はどれくらいですか」の回答である。[まったくない,あまりない]の合計は,全体では59%のところ、本学のみでは69%となり、本学の傾向は全体よりも10%高くなる。本学では、70%近くの学生が小説などのように課題と直結しない読書はしていないということがわかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究会開催の日程調整が難しく、予定していた3回が1回になったため。

今後の研究の推進方策

研究会の日程調整を早めに行い、分担を再確認し、成果報告を行うようにすることで後れを取り戻す。

次年度使用額が生じた理由

研究会の開催回数が、予定の3回から1回に変更となったため。

次年度使用額の使用計画

研究会の開催回数の調整。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] 『読解力診断テスト』の結果からみた学生の傾向2016

    • 著者名/発表者名
      上村和美
    • 雑誌名

      関西国際大学 教育総合研究叢書第9号

      巻: 9 ページ: 1-9

    • 謝辞記載あり

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公開日: 2017-01-06  

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