日本の他、アメリカと韓国の女子大学(スミス大学、トリニティ・ワシントン大学,梨花女子大学校)でのインタビュー調査と、図書館等における資料収集を実施した。インタビュー調査を通じて、女子大学の意義、女子大学として発展するための取り組み等が語られた。スミスや梨花女子では、今後の社会変化を見据え、これまで女性の進出が少なかった工学系学部を新設した。さらに、起業家教育プログラムや女性のリーダーシップ教育を積極的に取り入れ、教員や卒業生、有能な先輩女性らと協力しながら実施するなど、女性の将来を見据えた教育に取り組んでいる。収集資料からは、各国における女子大学の歴史や推移の状況をまとめた。
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