研究課題/領域番号 |
15K04403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
佐藤 佐敏 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (10510167)
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研究分担者 |
井實 充史 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (20277776)
渡邊 州 福島大学, 人間発達文化学類, 特任教授 (40751756)
高橋 正人 福島大学, 人間発達文化学類, 特任教授 (00809189)
澁澤 尚 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (60344826)
中川 祐治 福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (70352424)
高橋 由貴 福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (90625005)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 福島 / 教育ネットワーク / 国語科内容学 / 学習指導 / 授業研究 / 教材開発 |
研究成果の概要 |
本研究は、東日本大震災後の福島の国語科教育モデルの構築を目指すプロジェクト研究であった。プロジェクトを遂行するために、県内の教員が情報共有できる「福島国語の会」を発足し、全85回、述べ1,769名の参加によってその定例化を図ることができた。 また、構築されたシステムを活用し、地域密着型の国語科教育学、国語科内容学の一部を構築した。福島大学国語教育文化学会にて3回の国語教育実践交流会を開催し、その実践研究を口頭発表するとともに、福島における国語科内容学として単元開発を行い、その成果を「東日本大震災後の福島における国語科モデルの構築(Ⅰ)(Ⅱ)」として提案した。
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自由記述の分野 |
国語科教育学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究プロジェクトによって、福島県内の教員間、大学(研究・理論)と現場(実践)との緊密なネットワークが構築され、国語科教育に関する地域特有の課題が共有されることにより、現職教員の教育研究能力や研修指導能力の向上に貢献することができた。また、本研究では被災地域の様々な問題に配慮しながら「復興の未来」を考える教材開発や、地域を巻き込んだ教育実践を行った。本プロジェクトでは、新たな教材開発を行うことにより、福島に住む子どもたちに対して文学の力を借りて心の痛手からの回復を図ることを試行した。原発問題を今なお抱える当該県の国語科教育の充実に一定の成果をあげたと判断している。
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