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2017 年度 実施状況報告書

生活場面で実践できる力の実態と課題

研究課題

研究課題/領域番号 15K04424
研究機関三重大学

研究代表者

吉本 敏子  三重大学, 教育学部, 教授 (60191053)

研究分担者 小川 裕子  静岡大学, 教育学部, 教授 (20136154)
星野 洋美  常葉大学, 教育学部, 教授 (50267845)
室 雅子  椙山女学園大学, 教育学部, 教授 (50329645)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード学会発表 / 調査実施 / データ入力 / 分析方法の検討
研究実績の概要

今年度は、6月、8月、11月、3月に計4回の研究会を開催し、研究の内容の検討や打ち合わせを行った。また、日本家庭科教育学会第60回大会(平成29年6月24日)では、平成28年度に完成した調査票について、「生活場面で実践できる力の実態と課題-前回調査をふまえた調査設計の経過と構想-」というテーマでポスター発表を行った。
平成29年度に行った主な研究活動は、①調査の実施、②データ入力、③分析方法の検討である。①調査の実施:調査対象は、静岡県、愛知県、三重県の中学校、高等学校、大学のいずれも1年生である。調査対象者を中学校、高等学校、大学の1年生としたのは、修了した各学校段階での生活場面で実践できる力を把握するためである。得られたデータは、中学校6校で627、高等学校4校で698、大学4校で480であった。②データ入力:調査内容の消費生活・環境、食生活、衣生活、住生活、家族・家庭生活、フェイスシートの担当ごとに分担をし、データ入力を行った。③分析方法の検討:本研究は21世紀型能力の要素と構造をふまえ、基礎力、思考力、実践力の定着の状況を見出し、今後の教授学習の内容、方法に対する提言をすることを目的としている。そこで、各領域ごとに読み取る力とその分析方法について考え、研究会で検討を行った。
平成29年度は、予定していた調査を実施し、データ入力およびデータの分析方法の検討を行ったが、調査結果をまとめるまでには至っていない。そこで、1年間研究期間を延長して学会発表や報告書の作成を行い研究成果をまとめることとし、補助事業期間延長承認申請書を提出し承認を受けた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

予想外に調査内容の設定が難しく調査票の検討に手間取り、平成27年度中に調査票が完成できなかったことから、平成28年度は予備調査を行うなどして引き続き調査票の検討を行い、ようやく調査票を完成させた。平成29年度には予定していた調査を実施し、データ入力を行うとともにデータ分析について検討を行ったが、まだ調査結果をまとめるまでには至っていない。

今後の研究の推進方策

1年間研究機関を延長していただき、学会発表や報告書の作成を行い研究成果をまとめたいと考えた。そこで補助事業期間延長承認申請書を提出し、承認を受けた。
平成30年度は、調査内容の消費生活・環境、食生活、衣生活、住生活、家族・家庭生活の各領域について、学会発表もしくは論文投稿をするとともに、報告書をまとめる予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究が遅れており、報告書の発行など研究成果をまとめることができずに、次年度使用額が生じた。 補助事業期間延長承認申請を行い承認を受け、平成30年度も研究を継続するため、その費用として使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 生活場面で実践できる力の実態と課題―前回調査をふまえた調査設計の経過と構想―2017

    • 著者名/発表者名
      星野洋美、吉本敏子、小川裕子、室雅子、吉岡良江、安場規子、吉原崇恵
    • 学会等名
      日本家庭科教育学会

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公開日: 2018-12-17  

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