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2017 年度 実績報告書

多様な「知覚-表現タイプ」への理解に根ざした美術教育授業モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K04439
研究機関岡山大学

研究代表者

大橋 功  岡山大学, 教育学研究科, 教授 (70268126)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード造形・図画工作・美術 / 知覚と表現 / 視覚型 / 触覚型 / 表現タイプ
研究実績の概要

1.日本・台湾・米国での事例収集と比較検討:2016年度の台湾に加え、2017年4月28日から5月4日にかけて、Boston Children’s Museum 及びバーモント州Sharon小学校において、研究協力について依頼、またSharon小学校においては、直接児童を対象に事例収集を行った。その後、Boston Children’s Museumでは継続して2018年3月末までに71事例を収集していただいた。その上で、これまで国内・国外(台湾、米国)で収集した5歳児から成人にいたる事例の分析から明らかとなった新たな課題を踏まえて授業モデル開発の基盤を確立させた。
2.授業モデル(一次)の検証と改善・完成:一次モデルの検証実験を行い、それぞれの効果や問題点の抽出を行った。その後、国内の研究協力校園において、「多様な知覚刺激配慮型一次モデル」による「実践的検証」を行う予定であったが、上記検証実験において新たな課題見つかったため、その点について精査のうえ、授業改善に視点を置いた要点を整理し直し、平成30年度中に授業改善ガイドを完成させる。
3.収集した事例の分析・検討をふまえた最終的考察と成果公開:これまでの国内、台湾、さらに米国において収集した事例の分析・検討をふまえた考察を行い、日本美術教育学会での口頭発表に加え、国際美術教育学会InSEA2017(Daegu,KOREA)において研究成果の報告を行った。さらにその後の検討を加えた最終考察を行った。その成果は、平成30年度に開催される第67回日本美術教育学会学術研究大会において口頭発表、その後論文として投稿を予定している。さらに、完成させた授業改善ガイドの普及をめざすための成果物をペーパーベースとウェブ上の両方において刊行し公開するための準備を進めている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 多様な「知覚- 表現タイプ」への理解に根ざした美術教育授業の課題について2017

    • 著者名/発表者名
      大橋 功
    • 学会等名
      第66回日本美術教育学会・大阪大会
  • [学会発表] Study of "Expression Type" with Focus on Relations between Perception and Expression on Drawing Activities -Study through Characteristic Expression that Can Be Seen in “Toothbrushing Picture”-2017

    • 著者名/発表者名
      大橋 功
    • 学会等名
      The 35th World Congress of the International Society For Education Through Art
    • 国際学会

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公開日: 2018-12-17  

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