海外および国内で得られた調査結果を基に研究代表者および研究分担者が独自に開発した生徒の視点で学習過程を捉える学習支援のシステム化の手法を用いて, PDCA サイクルを取り入れたシステム思考により,新しく学習支援表を設計し中学校で実践授業を行った。授業設計に際しては,技術分野の学習目標を題材に着目するのではなく,すべての制作・製作学習に共通する4 段階で捉え,上記の構想→設計→製作→評価の大きな流れの中に,生徒一人ひとりの個別の学習過程としての計画→活動→達成のスパイラルを設定し,さらに学習支援表を構築した。
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