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2015 年度 実施状況報告書

複式学級における数学的モデリングの授業プログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K04477
研究機関山形大学

研究代表者

大澤 弘典  山形大学, その他の研究科, 教授 (10343071)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードモデリング
研究実績の概要

本研究は小学校の複式学級における数学的モデリングの教材及び授業プログラムを具体的に開発し,その有効性を実践的に明らかにすることを研究の最終的な目的としている。具体的な研究計画としては,最初に小学校の複式学級において数学的モデリングの授業を実施する際の利点及び問題点を先行研究の調査・分析をもとに整理し,次に小学校の複式学級を念頭に数学的モデリングの教材開発及び授業プログラムを具体的に作成し,本研究の方向性等を評価するため学会等で中間発表し,さらに作成した授業プログラムを山形大学附属小学校の複式学級で授業実践しその有効性を検証し,続いて授業プログラムの修正・改善を図り,公立小学校の複式学級等で追試し本研究の有効性を明らかにする。このような研究計画を念頭に,平成27年度における研究目標は複式学級における数学的モデリングの授業に係る利点及び問題点を明確にすることである。この目標を達成するために,小学校の複式学級における数学的モデリングの授業実現を念頭に実施上に係る利点と問題点を先行研究の文献調査及び山形県内の該当小学校の訪問調査等より整理した。それらの先行研究の文献調査及び訪問調査等により,小学校の複式学級における数学的モデリングに係わる授業実践は様々な困難さが伴うことを明らかする一方で,複式学級における数学的モデリングの教材開発や授業プログラム作成に際して,テクロノジー利用等により児童の多様なかかわり合いや協働的な活動を実現できる工夫の余地があることを明らかにした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画的に本研究を推進したため。

今後の研究の推進方策

今後とも当初の研究計画に従い本研究を推進する予定である。

次年度使用額が生じた理由

パソコン購入に際して新モデル(ウィンドウ10)発売状況に対応して購入時期が次年度にずれたため。

次年度使用額の使用計画

次年度に新モデルのパソコンを購入する計画である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 「たこ形」vs.「ひし形」2015

    • 著者名/発表者名
      大澤弘典
    • 雑誌名

      教科研究数学

      巻: No.201 ページ: 18-19

  • [雑誌論文] 「欠落角の課題」の教材としての可能性2015

    • 著者名/発表者名
      大澤弘典
    • 雑誌名

      東北数学教育学会年報

      巻: 第46号 ページ: 22-29

    • 査読あり

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公開日: 2017-01-06  

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