本研究の成果として、開発した教材を5段階に系統的に配列し、教材観、指導の展開や授業の手法等も入れて、プログラム全体の解説書を一冊の本にまとめ、刊行した。デジタルコンテンツを、ダウンロードして、電子黒板やプロジェクターを使って授業ができるようになっている。道徳の補助教材として、ICT教育、アクティブ・ラーニングとして、学校で活用できるプログラムである。 このプログラムの特徴は、いじめの周囲の傍観者の行動変容に着目しているところである。加害者の心理や被害者の心理を深く考えさせることや、四層構造やいじめの定義、法の知識を学ぶこともできる。最後の段階では、アサーショントレーニングをする。
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