形骸化が指摘されている「総合的な学習の時間」を活性化させるためには、教員と地域コーディネーターそれぞれが次のような取組を行うことが要点となる。 教員は、学校と地域の連携・協働に関する方針を明確にした上で、地域人材の情報を近隣の学校と共有したり、地域人材の量と質を育んだり、地域住民や事業所に対して直接、学校の情報や要望を伝えたりすることである。 地域コーディネーターは、日常的に教員とコミュニケーションしながら、地域人材の情報を近隣の学校と共有したり、年度当初に年間を見通した「総合的な学習の時間」の計画を教員と一緒に立てて地域人材を計画的に確保したりしていくことである。
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