本研究は、大学における起業家教育プログラムに関する日米比較分析を通して、大学における起業家教育の有用性やその実施手法について考察し、日本の大学における実践型の起業家教育プログラムの開発を目指すものであり、日本の成長戦略を教育から支える為の研究である。米国の先進的な起業家教育は、①クラス・ラーニング(教室講義)、②キャンパス・ラーニング(学内での自立学習)、③ソーシャル・ラーニング(学外活動)という学習フィールドが、相互に連携しながら、起業家を輩出する仕組みが出来ている。こららの調査結果を踏まえ、九州大学において、九州大学起業部を設立し、起業家育成プログラムを開発した。
|