特別支援教育成果評価尺度(SNEAT)の標準化のために、2014年~2017年にかけて沖縄県(93件)、鹿児島県(28件)、栃木県(29件)、宮城県(55件)の特別支援学校においてデータ収集を行った。特別支援学校で行われる自立活動の授業を週1回(合計4回)、SNEATを使用して評価し、それらの縦断データを用いて信頼性の検証(Cronbach's α係数の算出)と構成概念妥当性(潜在成長曲線モデル)を検証した。その結果、信頼性の値も潜在成長曲線モデルの適合度の値も範囲内となり、信頼性・妥当性が検証されSNEATの標準化を行うことができた。
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