研究課題
基盤研究(C)
ナノメートルサイズの粒子に薬物を担持し、血管に投与して腫瘍への薬物送達に用いる研究が盛んに進められている。本研究では効率的な薬物送達が可能なナノ粒子の特性を明らかにするためのマイクロ流体デバイスを開発した。民生用のレーザー加工機を用いてマイクロ流体デバイスを作製した。多孔膜を組み込んだデバイス上で血管内皮細胞と腫瘍細胞を共培養した。腫瘍細胞は内皮細胞層に対するナノ粒子の透過性を亢進させた。
マイクロ・ナノ分析化学