研究課題
基盤研究(C)
高温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+δによるテラヘルツ波発振器の発振の高強度化、高周波数化、動作温度の高温化を目指して、発振素子の1×4~2×7のアレイの作製技術、効率的な排熱の技術の開発、素子構造の工夫を行った。その結果、本研究開始前の最高値(~30 μW)の2.7倍(~80 μW)の発振出力を観測することに成功した。その最高強度は72.5 Kで観測され、動作温度の高温化が同時に行えた。また、発振周波数は2.4 THzまで広げることに成功した。
固体物理