暗号、符号、擬似乱数への代数学の応用研究を行った。具体的には、相互に関係の深い以下の3種類の研究を進めた。1.暗号と擬似乱数アルゴリズムの開発と評価研究では、ブロック暗号とストリーム暗号の安全性の評価方法についての研究を進めた。2.シミュレーションのためのグラフの分散彩色アルゴリズム及び分散彩色多項式研究では、応用研究を進め、グラフの重み更新を用いた印象評価方法を提案し、それをレーティング方法として書き換えることで、巨大グラフの中の部分グラフにも使えるように改良した。3.誤り訂正符号系列の存在性と電子署名への応用研究では存在条件についての研究を進めた。
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