研究課題
基盤研究(C)
双曲幾何に関係した3次元擬リーマン空間形の理論を精査し,それらを含む構造としてSL(2,C)の幾何学の構築の必要性を認識し,その基盤作りを行った.具体的にはSL(2,C)の中に全測地的空間として含まれる様々な3次元擬リーマン空間形の性質を調べた.特に,これら3次元擬リーマン空間形における曲面論を統一的に扱うべく,SL(2,C)内の実2次元曲面の理論の構築に着手した.
幾何学
双曲幾何をより広い枠組みで捕らえる試みを行っており,将来的な発展が見込まれる.