研究課題
基盤研究(C)
すばる望遠鏡超広視野CCDカメラによって得られた近傍銀河観測データの解析において問題となっていた背景光の差引、混雑領域における恒星の測光方法、光学系に起因するゴーストの処理などに着目し、最適なデータ解析方法の研究を行った。また、この最適化された手法に基づいて近傍銀河の解析を行い、アンドロメダ銀河ハローに存在する恒星ストリームの詳細を導出するとともに、こぐま座矮小銀河の連星系率を推定するなど、新たな観点から近傍銀河の形成進化史研究を行った。
銀河天文学