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2017 年度 研究成果報告書

ヒッグス・ポテンシャルの臨界性とインフレーション

研究課題

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研究課題/領域番号 15K05053
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関大阪大学

研究代表者

尾田 欣也  大阪大学, 理学研究科, 准教授 (60442943)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードヒッグス / インフレーション / 標準模型 / 臨界性 / 暗黒物質 / ニュートリノ
研究成果の概要

2012年のヒッグス粒子の発見後に、我々自身のものを含む多くの研究により、素粒子の標準模型が、量子重力の効果が顕著になるプランク・スケール(現在みているTeVスケールよりさらに千兆倍も上のスケール)まで正しいと仮定しても、理論的な矛盾が生じないことが明らかとなった。一方、宇宙論の分野では素粒子の標準模型では説明のつかない、暗黒物質の存在、および、インフレーションの存在が確実となった。このような状況のもとで、標準模型がプランク・スケールで臨界性を示す、という事実を積極的に取り入れ、ヒッグス場がインフレーションを引き起こす臨界ヒッグス・インフレーションを提唱し、様々な物理的帰結を調べた。

自由記述の分野

素粒子論

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公開日: 2019-03-29  

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