KAGRAデータを用いて中性子星連星合体探索を行い,イベントレートの上限値を導出した.連星ブラックホール合体後に発生するかもしれないエコー重力波の波形を一般相対論的に導出した.LIGO2台の重力波検出器で決定された方向を小口径望遠鏡で追観測することは必ずしも最適ではないことを示した.連星合体重力波観測から一般相対論からのずれを制限する可能性について調べ,1つの重力波イベントでも変形が検出出来るパラメータ領域があることが分かった.連星中性子星の合体後にできる重い中性子星からの重力波の振動数の時間進化を解析し,10Mpcで起こった場合は振動数の時間進化を5%の精度で決定出来ることが分かった.
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