401台のシンチレーション検出器からなる空気シャワー観測装置(AS)に、36台の直径8mの円柱型地表水チェレンコフ光検出器群(WCDs)を連動させた場合の高エネルギーガンマ線に対する観測性能を、フルモンテカルロシミュレーションにより見積もった。結果、到来方向決定精度はAS単独の時と比べ、10 TeVガンマ線においては約1.6倍向上することがわかった。 又、実証実験として直径3mのプロトタイプ水槽を大学内に設置し、水漏れ・光漏れの無い事を確認した。これにより価格・問題点が理解できた。直径8mのWCDにPMT13本設置した場合、WCD36台で4億円以下で作成可能であることがわかった。
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