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2017 年度 研究成果報告書

スピン誘起マルチフェロイック物質群における回転磁場による電気分極ドメイン制御

研究課題

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研究課題/領域番号 15K05184
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅱ
研究機関上智大学

研究代表者

桑原 英樹  上智大学, 理工学部, 教授 (90306986)

連携研究者 赤星 大介  東邦大学, 理学部, 准教授 (90407354)
赤木 暢  大阪大学, 大学院理学研究科, 助教 (60610904)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードマルチフェロイック物質 / 誘電体 / スピン / 電気分極ドメイン / 酸化物 / 相転移 / 磁場 / 電気磁気効果
研究成果の概要

高い強誘電転移温度を持つBiFeO3に着目し、高品質BiFeO3単結晶試料に対して外部磁場印加方向を精密に制御し、電気分極ドメイン変化を調べた。その結果、Y方向の電気分極PYが回転磁場によって制御されることを実証した。つまりPYはcos2θ(θは[100]からの印加磁場角度)に比例し、PYのθ依存性はπの周期性を持つ、すなわち磁場印加方向の反転でPYが変化しないことを明らかにした。さらにCaBaM4O7(M = Co,Fe)単結晶の非相反応答すなわち電気磁気テンソルの極性依存性を調べた。その結果、ΔMb=α32Ecと定義した電気磁気係数α32は結晶極性によって異なる符号を有することが分かった。

自由記述の分野

物質科学

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公開日: 2019-03-29  

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