研究課題
基盤研究(C)
非平衡条件下で自由エネルギーを変換して運動を生み出す系としてアクティブマターの概念が提唱され、研究が盛んに進められている。本研究では物理化学系を用いたアクティブマターを用いて、系の対称性と運動方向の関係性を実験的、理論的に理解することを目指した。具体的には樟脳粒や液滴などを用いた自己駆動系において、実験系に即したモデルを構築し、そこから簡単な少変数の力学系に縮約することにより分岐理論に基づいた議論を行った。
非線形物理学