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2016 年度 研究成果報告書

量子開放系における〝情報″の流量と質の定量化に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K05207
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 数理物理・物性基礎
研究機関山梨大学

研究代表者

内山 智香子  山梨大学, 総合研究部, 教授 (30221807)

研究分担者 羽田野 直道  東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70251402)
研究協力者 Petrosky Tomio  テキサス大学, 上級研究員
Vacchini Bassano  ミラノ大学, 准教授
Olivieras Stefano  ミラノ大学, 准教授
Guarnieri Giacomo  ミラノ大学
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード量子開放系 / スピンーボソン系
研究成果の概要

本研究ではミラノ大のVacchini博士のグループとの共同研究をもとに、量子開放系においてやりとりされる“情報”の具体的特定とダイナミクスの定式化を行い、注目系と環境系の間の相互作用による、back action素過程の同定を行った。得られた定式化を、具体的にスピンーボソン系に適用し、energy backflowダイナミクスに対する系統的研究を行った。これにより、注目系と環境系の間の相互作用とenergy backflowの量との相関関係を詳細に同定することが可能となった。以上の結果を、Physical Review A, Vol. 93 (2016) 012118 (1-10)に発表した。

自由記述の分野

非平衡統計物理学

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公開日: 2018-03-22  

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