研究課題
基盤研究(C)
脂質と水など2成分で構成されるリオトロピック液晶キュービック相の相転移、構造解析などを行った。キュービック相から別のキュービック相への相転移について、相転移前後での方位関係を明らかにした。これをもとに相転移のモデルを構築した。また世界で初めてキュービック相のX線単結晶構造解析を行い、得られた電子密度図から2分子膜のゆらぎが場所に依存することを示した。リオトロピック液晶ヘキサゴナル相の単一ドメインの作成法についても研究を行った。
ソフトマター物理・生物物理