研究課題/領域番号 |
15K05282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
菅原 敏 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (80282151)
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連携研究者 |
石戸谷 重之 産業技術総合研究所, 研究グループ付 (70374907)
青木 周司 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (00183129)
森本 真司 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (30270424)
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研究協力者 |
本田 秀之 宇宙科学研究所, 科学衛星運用・データ利用ユニット, 嘱託
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 成層圏 / 大気年代 / 重力分離 |
研究成果の概要 |
大気球を用いた成層圏大気観測と数値モデルを用いた理論的研究の成果をまとめ、重力分離と大気年代を用いた成層圏大気循環の研究を前進させた。赤道上空において大型気球を用いて採取された成層圏大気サンプルを分析することで、CO2およびSF6の濃度、大気主成分の同位体比を分析し、高度に依存する大気年代および重力分離を明らかにした。二次元の大気輸送モデルを用いたシミュレーションから、熱帯の鉛直輸送が強化されるにつれて、重力分離効果が減少することがわかった。本研究の結果は、成層圏大気の輸送プロセスの変動を把握するために、大気年代と重力分離の組み合わせが有効であることを強く示唆することができた。
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自由記述の分野 |
大気物理学
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