研究課題
本研究は、顕著な気候変動をもたらすエルニーニョ南方振動の超高層大気への影響を明らかにすることを目的としている。平成27年度に、過去50年間の熱圏密度観測を分析し、エルニーニョ南方振動による変動があることを明らかにした。具体的に、熱圏密度は人工衛星による長期観測を、エルニーニョ南方振動は気象庁が提供しているニーニョ指数を用いて、両者の相関をスペクトル分析などによって、明らかにした。
2: おおむね順調に進展している
データの事前準備などができたので、順調に進展することができた
今後は数値モデルでシミュレーションをし、その結果の分析、観測との比較をおこなう。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 9件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 5件、 招待講演 3件)
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