ロケット実験で得られた大気プラズマ結合過程の新たな発見は高度100km付近における~100m/sの大気の流れである。この高速風は90kmから130kmの領域に存在し高度100km付近に存在するダイナモ領域を含んでいる。さらに、この高速風に小さなスケールの風速変動が混在していた。高度100km付近に存在している大気重力波を直接観測したものと考えている。 これらの発見と知見を基に地球惑星大気プラズマモデルを開発した。地球惑星大気プラズマモデルは電磁流体力学方程式を用いた物理モデル、経験モデル、人工知能(AI)モデルとして構築した。
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