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2017 年度 研究成果報告書

大規模電子状態計算と量子ダイナミックス計算を統合した有機光電変換系の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K05374
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関東京大学 (2016-2017)
東北大学 (2015)

研究代表者

田村 宏之  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (60390655)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード有機太陽電池 / 励起子 / 電荷分離
研究成果の概要

有機薄膜太陽電池のドナー‐アクセプター界面でのフリーキャリアの生成と電荷再結合との競合は太陽電池のエネルギー変換効率を決定する重要な過程である。有機半導体は誘電率が低く静電引力が電子・正孔対を界面にトラップさせる傾向があるため、効率的なフリーキャリアの生成がどのように起こるのかが議論の的となっている。研究代表者は、第一原理計算と量子ダイナミックス計算を統合した理論解析を用いて、励起子が界面に局在した電荷移動状態を経てフリーキャリアへ解離する過程を解析し、界面の結晶性による電荷の非局在化の効果と励起子の余剰エネルギーの効果を明らかにした。

自由記述の分野

物理化学、物性物理

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公開日: 2019-03-29  

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