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2017 年度 研究成果報告書

電子の集団運動を利用した高感度微視的化学環境プローブ手法の理論的開拓

研究課題

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研究課題/領域番号 15K05394
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関放送大学

研究代表者

安池 智一  放送大学, 教養学部, 准教授 (10419856)

連携研究者 渡邊 一也  京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (30300718)
宮島 謙  東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (20365456)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード電子状態理論 / クラスター / プラズモン / 共鳴ラマン散乱 / 表面光化学
研究成果の概要

プラズモン物質のクラスターと分子の複合系に対するプラズモン共鳴ラマン散乱スペクトルの計算を行い,増強度の評価を行った。理論的な解析の結果,増強度は分子振動に伴って変化する遷移密度分布が双極型であるかどうかによって決まることが明らかとなった。この結果に基づいて,(i) 原子やクラスターで修飾したチップによるTERSイメージングによってモードに依存した像が得られ,分子配向の情報を抽出できること,(ii) 遷移金属クラスターを舞台に起こる化学反応について,その舞台であるクラスターの吸収に共鳴した入射光を用いた増強ラマンスペクトルによって,反応の“その場観測”が可能であることを示した。

自由記述の分野

理論分子科学

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公開日: 2019-03-29  

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