研究課題/領域番号 |
15K05508
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
田辺 陽 関西学院大学, 理工学部, 教授 (30236666)
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連携研究者 |
御前 智則 兵庫県立大学, 大学院理学研究科, 助教 (00411786)
西井 良典 信州大学, 繊維学部, 准教授 (40332259)
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研究協力者 |
仲辻 秀文 関西学院大学, 理工学部, 助教 (80751817)
蘆田 雄一郎 関西学院大学, 大学院理工学研究科, リサーチアシスタント
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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キーワード | 立体選択的合成 / 多置換オレフィン / プロセス化学 / 立体補完的合成 / パラレル合成 / 医薬 / トシル化 / クロスカップリング |
研究成果の概要 |
有機合成上極めて重要な合成素子であるE-,Z-多置換オレフィン類の独自でプロセス化学指向の実用的な合成法をほぼ確立できた.特に基質一般性の高いE-,Z-パラレル合成が特徴的である.本方法論を利用し,SSRI医薬Zimelidineの分割法によらない初のE-,Z-立体補完的パラレル合成,制癌剤Tamoxifen の初のE-,Z-立体補完的パラレル合成にも成功した. 一連の内容は有機合成化学のハイライト誌である Synform 誌に掲載された.これらの研究過程で,従来煩雑合成を要した2つの有用合成素子の再現性の高い実用合成法を見出し,Organic Syntheses 誌に2件提案できた.
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自由記述の分野 |
有機合成化学
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