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2017 年度 研究成果報告書

テレケリック高分子のダイナミクスに対する実験的考察

研究課題

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研究課題/領域番号 15K05519
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高分子化学
研究機関京都大学

研究代表者

松宮 由実  京都大学, 化学研究所, 准教授 (00378853)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード会合性高分子 / テレケリック高分子 / 粘弾性 / 誘電緩和
研究成果の概要

会合数に分布がないモデル・テレケリック高分子系について, 会合/解離反応の時定数が高分子鎖の大規模運動の速さと同程度の場合の, 会合/解離反応が高分子の緩和ダイナミクスに与える影響を考察した. 会合/解離反応を通じて単量体鎖と二量体鎖の形態がそれぞれに相互転写される. このため, 単量体鎖と二量体鎖の粘弾性緩和は, 会合/解離反応がない場合に比べてそれぞれ遅延, 加速されること, 誘電緩和にも絡み合いの有無により異なる影響があることを理論的に示した. この予測が正しいことを, 実験的に確認した.

自由記述の分野

高分子レオロジー

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公開日: 2019-03-29  

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