研究課題
基盤研究(C)
生体膜は、僅か10nmの膜構造体であるが、膜の表裏でその機能が異なる。生体膜機能を理解するにはそれぞれのサイドからの物理量計測が必要である。本研究は、細胞膜の裏側の生命現象に注目し、物理量計測を計測し、膜機能の解明を目的とした。研究を実施した結果、培養細胞からタンパク質の機能を維持した状態で細胞膜を試験管に切り出すことに成功し、さらにそれら細胞膜を基板支持状態の構造体の作製に成功した。
生物物理学