研究課題/領域番号 |
15K05570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
飯島 一智 東京理科大学, 工学部工業化学科, 助教 (30468508)
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連携研究者 |
橋詰 峰雄 東京理科大学, 工学部工業化学科, 教授 (40333330)
清河 信敬 国立成育医療研究センター研究所, 小児血液・腫瘍研究部, 部長 (60195401)
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研究協力者 |
小丸 香奈恵 東京理科大学, 大学院・総合化学研究科
鈴木 稜 東京理科大学, 大学院・総合化学研究科
栗城 和泉 東京理科大学, 大学院・総合化学研究科
飯塚 綾子 東京理科大学, 工学部工業化学科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 複合材料 / 多糖 / ヒドロキシアパタイト / 分化 / 再生医療 |
研究成果の概要 |
タンパク質吸着層を介して擬似体液中にてポリスチレン(PS)をヒドロキシアパタイト(HAp)により被覆する手法を確立し、複雑な構造体への適用および種々のタンパク質の利用が可能となった。HAp被覆PS上では細胞培養用PSと比較して間葉系幹細胞から骨芽細胞への分化が促進され、脂肪細胞や軟骨細胞への分化が抑制された。一方、熱プレス法により作製される多糖複合フィルムでは用いるアニオン性多糖の種類により細胞の接着、増殖挙動に差異が生じ、その要因として力学物性の影響と構成糖と細胞受容体との相互作用を介したシグナル伝達が考えられた。アニオン性多糖の種類による間葉系幹細胞の分化制御の可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
生体機能材料
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