研究課題
基盤研究(C)
液体中に浮遊する微粒子の大きさ、硬さ、表面特性を、試料を希釈・乾燥することなくそのままの状態で評価する超音波技術を開発しました。特に人の体温付近で急激に状態が変化する高分子ゲル微粒子をサンプルとして、粒子が収縮する際のサイズの変化と硬さの変化を同時に解析しました。この技術は、高度に乳濁もしくは着色した微粒子溶液に適用できるので、インクや化粧品など光学的手法で困難な解析が可能になることが新しく、今後様々な分野での応用が期待されます。
高分子構造・物性。微粒子分散系の構造と物性。超音波や電磁波散乱法。