研究課題
本研究では、微小空間であるトラックエッジドメンブレンフィルター(TEMF)の孔をタンパク質の結晶成長場として利用することで、高品質な結晶の獲得とX 線構造解析における測定効率の改善を図った。また、タンパク質結晶を規則構造体とみなし、その結晶形状をインバース化した多孔質材料の合成に取り組んだ。最終年度の成果としては、グルタルアルデヒドで固定したリゾチーム結晶の各種溶媒(酸・塩基・有機溶媒)中での構造安定性について評価したデータを論文にまとめた。また、トラックエッジドメンブレンフィルター孔内でのリゾチーム結晶成長、および得られた結晶に対してX線構造解析を実施した結果を論文にまとめた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件)
分析化学
巻: in press ページ: in press
International Journal of Modern Physics B
巻: 32 ページ: 1840041~1840041
10.1142/S0217979218400416