(1)レナードジョーンズポテンシャルに基づいて1次元面内方向材料分布を有する物体の非接触状態における垂直・せん断応力を導出する手法を確立し、それらの基本特性を明らかにした。(2)上記1次元の計算手法を拡張し、周期的2次元分布についての垂直応力・せん断応力の導出に成功した。(3)球・平面間における応力分布を求め、その基本特性を明らかにした。(4)表面力測定装置を使用し、球・平面間の表面間力を超高精度に測定すると共に、表面粗さの影響を明らかにした。(5)表面間力を考慮した磁気ヘッドスライダの浮上特性解析を行い、温度分布および固体表面の適応係数の影響を明らかにした。
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