研究課題
基盤研究(C)
街路樹や防風林の役割を果たす樹木の風による抵抗のほとんどが樹木を覆う葉々の広がり(樹冠)によるものである.本研究は,樹冠の形状をほぼ同じフラクタル次元を持つシェルピンスキー四面体をモデルとして,樹木に掛かる抵抗および後流の速度分布を明らかにした.シェルピンスキー四面体の抵抗係数はほぼ一定となること,乱流の性質は最小要素(葉)の大きさで決まることが分かった.
流体工学