レインボーシュリーレン偏向法が設計マッハ数1.5の超音速ノズルからの衝撃波を伴う自由噴流に適用された.実験では,出口が直径1mmあるいは10mmの軸対称超音速ノズルと出口が正方形断面で1片が1mmあるいは10mmの矩形超音速ノズルを用いた.実験は,噴流内に衝撃波を伴う条件で行われた.また,実験で得られた密度場との相互比較のために,流れ場を微小変動理論と数値シミュレーションを用いて解析した.その結果,本研究で開発したレインボーシュリーレン装置は,衝撃波を伴う自由噴流の三次元密度場を得るのに非常に有効であることがわかった.
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