研究課題
基盤研究(C)
熱エネルギー輸送時の輸送エネルギーを削減する流動抵抗低減効果には,熱交換器の熱伝達特性が低下するという大きな欠点がある.このため,熱交換器の伝熱面にμ・nmサイズの粗面加工を施すことによって,流動抵抗低減効果時の熱交換器の熱伝達特性を向上させるとともに,粗面化による流動抵抗の増加をできるだけ抑制するという2つの目的を満足する粗面加工のメカニズム解明を行った.その結果,粗面化による流動抵抗と熱伝達率が増加することを明らかにするとともに,粗面近傍の流れの状態を明らかにした.
伝熱工学