研究課題
基盤研究(C)
強制注水ならびに重力注水条件下で高温に過熱された伝熱管の冷却実験を行った.冷却初期には逆環状流で膜沸騰状態に有り,熱伝達率はかなり低いが,温度低下と共に遷移沸騰,核沸騰に移行するに従って10倍以上の熱伝達率に達した.冷却特性は集中定数系近似が可能であり,冷却時間も含めて精度よく表現できる定式化ができた.さらに並列管についても実験を行い,2本の管の間で脈動が発生することを明らかにした.
熱工学