研究成果の概要 |
災害地では, 瓦礫等による救助車両等のタイヤにパンクが発生し, 砂や泥などの地盤ではタイヤがスリップ・沈下しスタックが起きる. これにより, 救助活動へ様々な障害が発生する. 本研究グループでは災害地における走行の問題を解決するために「硬い」, 「柔らかい」両方の特性を持つ空気レスタイヤを開発し, 走行試験にてその有効性を確認する. また, 軟弱地盤と剛体面の走行面を判別するためのセンシングおよびシステムを構築し, 実際にタイヤが走行する際の表面にかかる垂直応力を測定する. これらの得られたデータから可変剛性アルゴリズムを検証する.
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