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共振形DC-DCコンバータに適用されるフェライトの鉄損について，ヒステリシス損失に加えて研究代表者らが定義した動的磁気損失を考慮し，両損失の特性について実験的な解析を行った。その結果，両者の温度特性に差異があることが発見され，両者の損失発生メカニズムに本質的な相違があることが示唆された。一方，この発見により，両損失のどちらが支配的かを把握した上でコンバータの仕様策定および回路設計が重要となることが導かれた。
共振形DC-DCコンバータの実機を製作し，シミュレーションのみならず実験にてコンバータの損失解析を行い，磁気デバイスの鉄損がコンバータ全損失の約2/3程度にまで達することが分かった。
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