研究課題
基盤研究(C)
電力システムにおける広域観測情報を利用することで,不確定状況下においても特性の異なる電源が信頼性に与える影響度を定量的に評価する方法と,安定性向上のための制御方式を検討した。システム全体の慣性力の低下を実測データから評価するとともに,ダンピング向上のための観測情報を制御入力とする系統制御方式ならびに仮想的な慣性力向上による周波数変動抑制制御方式を提案し,その有効性を示した。
電力系統工学