研究課題
基盤研究(C)
本研究では,洋上風力発電設備の回転翼の雷保護対策において,海水を吹掛ける手法の有効性を見出すことを目的としています。本手法の有効性については,ブレードに多く使用されているGFRP製の板に塩水を吹きかけ,高電圧印加時の沿面放電の状況を調べました。塩水吹掛けは,沿面放電開始電圧を低下させました。最終的にブレードの雷保護において海水吹掛けの効果を示唆する可能性が示されました。また,落雷等の実態を把握するための調査も実施しました。
工学