研究期間中に,計画通り細胞性粘菌/蟻/軍隊ガニといった生物の挙動を模倣した各単電子回路の実現可能性を回路設計及び動作シミュレーションを通して見出したほか,ミツバチの挙動についても単電子回路化が可能であることを見出した。さらに、生体に学び雑音・揺らぎを利用するというものについては例えばニューラルネットワーク模倣回路に雑音利用能力を付与することで信頼度・パフォーマンスが高くなるものがあることを見出した。それぞれの研究に関して研究期間全体を通して英語論文誌に採択および国際会議・国内学会発表を実施することができた。
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