研究課題
基盤研究(C)
本研究は高次モード光を簡単に合分波できる、導波路型合分波器を実現するため、傾斜接続多モード干渉(a-MMI)導波路を用いたモード合分波器を提案し、その基本動作原理について検証した。その結果より、本質的にモードの自己結像位置差がモードを分離するのに十分でないことを解明し、a-MMI導波路型合分波器の現実的な素子の実現は困難であることが判った。一方、新たに10モード以上一括分波可能なローランド円型合分波器の基本原理について検討し、モード合分波器として応用可能であることを確認した。
光エレクトロニクス