研究課題
基盤研究(C)
本研究では振動通信の高速化と安定化を実現するため,多段階振幅変調とパルス位置変調を組み合わせたハイブリッド振動通信方式を提案し,その性能を評価した.これにより,振動を発生させるモータや振動を検出する加速度センサの仕様に依存しない高性能な振動通信の実現が実証された.具体的には,多段階振幅変調を用いた場合は伝送速度6.3bpsかつ通信精度96.0%で,また,パルス変調を用いた場合は伝送速度3.2から5.5bpsかつ通信精度98.7%で振動通信が可能であることを明らかにした.
ひとに優しい情報通信システム