現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度,本研究に関連した研究成果として,次の発表を行った.(1) 児玉 明:"アクセス変動に対応した複数品質映像コンテンツ管理方式の一考察", 画電年大, No.R1-1, pp.1-4 (2016.6). (2) Mei Kodama:"A Cached Video Content Management Method with Priority Estimation According to the Content Property in VCDS-MQ with Scalable Data", Proc. of 12th IEEE Image, Video and Multidimensional Signal Processing Workshop (IVMSP 2016), pp.1-5 (2016.7). (3) 児玉 明:"キャッシュ型複数動画像配信システムにおける動画像管理法のキャッシュ効率向上に関する一考察", 画像電子学会研究会, No., pp.1-5 (2017.3). (4) 児玉 明:"複数品質キャッシュ動画像管理方法における更新手順による効率変動の一考察", 信学総大, No.D-11-48, pp.1 (2017.3). 以上のように,アクセス数変動に対する解決方法を提案,及び評価実験を行い,本手法の有効性を明らかにしており,本年度計画していたとおり進んでおり,概して研究進捗に問題ないと言える. 特に,各種変動モデルにおいて,キャッシュ効率低下を抑制する優先度価値推定という新しいアイディアを提案し,その効率向上を明らかにし,研究成果をまとめることができた.
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