研究課題
基盤研究(C)
中性化や塩害のように外部因子がコンクリート内に浸透してくる物質移動に関しては、実際には長い時間がかかるために、促進試験が提案されている。これまで促進試験は普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートで確立されてきた。一方、環境負荷低減を考慮すると混合セメントの利用も拡大しつつあるが、促進試験による結果が実際と乖離しているとの報告もある。そこで、最適な促進試験方法の確立に向けて、物質移動のメカニズムの解明につながる成果を得た。
セメント化学、コンクリート工学